タチシオデ

植物たち

今季初めて庭に居るのに気づいた植物.せっかくなので独立した記事にしておくことにした.花友さんのおかげで正しい名前が分かった植物でもある.その名は「タチシオデ(Smilax sieboldii)」.調べてみたら山菜だとか.う~みゅ,食べ応え無さそう…(笑)

タチシオデには雄株と雌株がありそれぞれ花が違う.捜索の結果,庭では両方が見られた.ということは授粉して増える可能性もある.いや,今まで草取りの魔の手を逃れ生きながらえて来たのはしっかり残せる子孫の数があったからだろう.敷地入り口近くの鹿避け柵から少し内側に入った日陰の通路で2株(雄株)を5/27に発見,翌5/28にやや離れたところで1株(雌株)を発見.

のたくったタチシオデ雄株 5/27撮影
タチシオデ雄花 5/27撮影
長いタチシオデ;雌株 5/28撮影
タチシオデ;雌花 5/28撮影

そして6/2,クロフネツツジ株元の原シク・ヘデリコーナーの草取りをしようとしていたら「!!」.見慣れた草がある.なんとこんなトコにもタチシオデが居たのか!(・_・;) 
知らない草は眼では見えていても脳では見えない(=認識出来ない)が,いったん知った草は見える.
さらに驚いたのはよく似た模様の葉のチビ苗が近くにいくつか居たこと.実生で出てきたのか?さらに斑入り葉模様にもビックリ.もしかして病気?(^^;(←斑入り葉見たらいつもそう思ってしまう)
念のため近くに雌株が居ないか探してみたけど見つからず.

クロフネツツジの下 6/2撮影
上の赤丸印部分アップ 6/2撮影
2つの株がありそれぞれ開花中 6/2撮影
どちらも雄花みたい 6/2撮影
斑入り葉なのか?病気?(^^; 6/2撮影
実生苗っぽいもの発見 6/2撮影
上画像左側の赤丸部分アップ 6/2撮影

ところでこちらは名前は知らないけどあちこちで草取りのたび痛い目に遭わされて印象悪い植物.「トゲトゲのヤツ」と呼んでいたが,名前を調べると「ヤマカシュウ」(Smilax sieboldii)というらしい.学名を見てタチシオデと同じ仲間と分かってビックリ.しかも苗が販売されてて1000円以上していたのにもビックリ.庭のそこら中に出てるんで掘り起こして全部売り払いたい気分.(-_-)

ヤマカシュウ 6/2撮影

コメント

  1. ミトン より:

    (✿✪‿✪。)ノコンチャ♡ 今日も小雨~ 最高気温7℃の極北でっす。
    んで、ムフ やっぱ居てましたか、ジミっ子なんで目立たんと
    雌株比率低いのかな? 探してない時に発見の可能性は高い(^^)
    トゲトゲの? 名だけは知ってたですがそっかぁ 痛そですだ。
    この仲間ではサンキライもトライしとりま、ペケでしたが…
    この手の山草達の入手には何処から入手が大事と学習しとりますー
    道内でも自生してても道南自生種はペケだったり、道内自生無くともOKなんも有り
    とりま、道外関東以北自生で気になるんはトライ済かと~ →アホ
    結果~ 東北以北での入手が重要と(-_-;) やっぱ 耐寒性が…
    んで、蓼科♪ 自生種が被る♪ DORAさん庭の子ならば越冬可能率高いんが嬉しです(^^)

    ん そのタイプの斑は… 病的鴨~ が、お邪魔じゃなければ様子見を(^^) 

    • DORA より:

      ミトンさん,こんばんは(^^)
      そちらずいぶん寒そうですね.そちらの最高はこちらの最低気温に近いです.(-_-)

      雌株って先の子もそうでしたが雄株の近くにはおらず,わりと離れたトコに居る可能性が高いのかな?なんて思います.忘れた頃に見つかるかも.(^^;

      サンキライ(→サルトリイバラ)も挑戦済とはさすがです.
      どんな環境に育っているかで運命が分かれるんですね.やはり似た環境の方が生存率が高いって事で蓼科は「似てる」部類かな.ただ,ウチのこの場所では冬越しより夏越しが不安です.しばし要観察物件認定です.

      あ~,斑入り葉は病気かも?これも様子見決定!(^o^)