原村・八ヶ岳実践農業大学校でのイベント

お出かけ

昨年春,原村の八ヶ岳実践農業大学校内にある鉢花温室へ行きクローズしている事実を知った時には衝撃を受けた.経営難が原因だった.学生寮も閉鎖され,在籍していた学生たちはペンションなどに身を寄せて暮らしていると聞いた.鉢花温室のスタッフさんはどうされただろう?とずっと気になっていた.あれから1年.前回滞在時,原っぱランチ(お天気だと最高に気持ち良い)をしに行った時に鉢花温室が復活するのでは?という気になる兆候があり,4/29に再びランチしに行くことに.

予感的中,鉢花温室のドアが開いている!以前レジをされていた方の車も停まっている!そこで覗きに行ってみた.スタッフさんと再会を喜び,大学があらたな支援者のもとでスタートするとのこと,この日はちょうどその開所式とのこと.売店で式が行われるとのことで一緒にそちらへ向かった.

11時半からスタートした開所式,支援する組織はバイオ関連企業の「ちとせ」という川崎市に本社のある会社.循環型の農業を目指し,籾殻や牛糞などを使って肥料を作り出す.経験と勘の世界・目分量の世界とは異なるデータに基づく数値管理(温度,phなど)で物作りをする.
ちとせの社長と大学の校長が式で挨拶された.ともあれココが閉鎖にならなくて良かった.ただでさえ,良いなぁと思うところ(小淵沢の花パークやミヨシのガーデンもしかり)は次々と無くなっている.せめて安心してランチできる場所は確保しておきたい.(←そこかっ!…笑)

ちとせアグリベースの直売所を記念撮影する社長

式準備の真っ最中

式がスタート,直売所の前で社長挨拶中

大学の校長が挨拶中

除幕式

直売所の幕が出現

小高い所で山羊(直売所の所長?)が見守る

この後場所を移して巨大な樽型装置が設置された場所へ全員移動.

樽型装置を作ったスタッフが説明中;左には長野日報と地元ケーブルテレビLCVの報道陣.

校長に説明中のスタッフ

樽型装置の近景;フタは透明になっており中には籾殻が入っている.樽が回転するにつれ中の籾殻も動く.

樽型装置の横に設置されたコントロール部

後で聞いた話だが鉢花温室の将来は危うい.冬の暖房費など維持するのにコストがかかりすぎとのことで今後どうなるか気がかり.安泰とは言えない復活の模様.いや,この日は扉が開いていただけで中身はチビ苗や挿し木苗など売り物になるの?というような苗が並んでいただけ.売り物は売店の方にパンジー苗やその寄せ植えが置いてあった.少なくともこの日はスタッフさんのお元気な姿を見られただけで良しとしよう.

コメント

  1. たま より:

    もみ殻や牛糞を使って肥料にするうえで出る微生物の熱やガスで温室の温度管理するんかと思ってたら違うんで鹿??(^^;
    んん~~~

    んでも原っぱランチ場所確保になって良かった?かな( ̄▽ ̄)

    • DORA より:

      たまさん,こんばんは(^^)
      そういう利用法もあるかも~ですね.広い温室,マイナス15℃になってもそれでまかなえるかどうかは怪しいけど.(^^;

      いつも原っぱはガラガラに空いててウチの車1台だけなんて事が多いのですが,今日は凄くたくさん車が停まってて停める場所探すのが大変だったくらいです.観光地はとんでもない人でごった返してました.(~_~;) 今年のGWは人出が違うのを肌で感じた次第です.