クリスマスローズ・セミナー@20231103

お出かけ

11/3バラクライングリッシュガーデンにて童仙房ナーセリー・藤田さんのクリスマスローズ・セミナーが開催された.新品種紹介を交えての30分ちょっとのセミナーで,簡単な栽培法や楽しみ方が紹介された.

セミナー開始前;外の紅葉がきれい

スライドを用いて話が進み,決められた時間枠の中でのシステマチックなセミナーだった.いろんな栽培者のセミナーを聞くとそれぞれ個性があって面白い.

セミナー開始;スライドを使い話が進む

セミナー中の藤田さん

一般的には冬に古葉を切る栽培方法が紹介されているが,藤田さんは切らない派.冬の寒さ避けにもなるしグリーンの葉は光合成にも貢献しているしであえて切らなくても良い,という.新葉が出て来て古葉が傷んで来たら切ったら良い,というやり方.

ヨーロッパでは室内でクリスマスローズを楽しむそうで,クリスマスローズの苔玉が紹介された.1ヶ月間くらい室内置きする場合は葉を全部カットすれば良いとのこと.こうすると葉からの蒸散が抑えられ,花が長保ちするらしい.その後は鉢植えにして外で栽培すると葉が出て来て普通に成長するとのこと.これは試してみたいと思った.

クリスマスローズの室内飾り(童仙房スライドより);葉がすべてカットされている

素焼き鉢推奨;根が熱をもたないから.重くて無理な場合はポリポットでも日射しが直接ポットに当たらないよう,手前にレンガなどを置いて日光を遮断すると良い.

今季の新品種は「雪の妖精(Lulu,Katie,Karli,Linn)」と「氷の薔薇(Macy Marble,Megan Marble,Mia Marbleなど)」が紹介された.氷の薔薇のマーブルと名が付くものは葉に網目が入って花の無い時期も葉が楽しめる.そしてその葉は昔の「氷の薔薇」と違って雰囲気が柔らかい(実際の触感もソフト)感じ.藤田さんによれば「昔のものは男性的だったがだんだん女性的になってきた」そうな.(^o^)

セミナー終了後,ガーデン散策.ニゲルがいくつか咲いていた.

開花中のニゲル

中にはもう咲き終わり花弁(ガクだけど)が緑に変色しているものも!

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