六甲高山植物園

お出かけ

3月下旬のトピックに戻ってしまうが…(^^;
3/27久しぶりに朝から晴れだったので六甲高山植物園へ.朝10時過ぎ,駐車場で車を下りる時に車載温度計を見たら5℃となっていた.さすがにまだ寒い.

植物園は3/16に開園,その時に横山さんのセミナーが開催された.その名残と思える苗たちが入り口にズラリと並んでいた.

横山園芸・苗売り場
別の場所では山野草の苗も販売されていた.

見本鉢のバイカオウレン

フクジュソウ開花中

プリムラ・ブルガリス開花中.前日の雨で池は濁っている.

プリムラ・ブルガリス;花のアップ

園内は斜面を利用して造成されているだけあって高低差がかなりある.斜面を上ってお目当てのチベタヌス・コーナーへ.

チベタヌスのコーナー

向こうを向いて咲いていたチベタヌス

上と同じ株;別の角度から

芽出し状態のチベタヌス株があちこちに見られた.

チベタヌス;芽出し

チベタヌス;芽出し後,葉が展開しかけている

あれ?咲いているのは1株だけ??と思って周囲をウロウロしたら別のところにチベタヌス・コーナーがあり,こちらはそこそこ咲いていた.

別のチベタヌス・コーナー;ここだけ土の色が違っていて不自然.別の場所で咲かせた株を今季開園前に急遽植え込んだのだろうか?なんて思ってしまうのは私だけ?(^^;

開花中のチベタヌス

開花中のチベタヌス

開花中のチベタヌス

開花中のチベタヌス

チベタヌス・コーナーを後にして今季からヨシノが植えられていると聞いたのでどこか探したけど分からず.仕方なくいつも歩くコースを歩む.途中ホクリクネコノメが爆咲きしているのに出会った.

ホクリクネコノメ@爆咲き中

ホクリクネコノメ;黄色がまぶしい

コバイモなどを横に見ながらレストランへ.建物手前のガーデンにスノードロップが1つ咲いていた.グリーンマークは小さな逆さハートで早咲き系のものかな?

スノードロップ

ランチの後,再び散策.なんとしてでもヨシノを探し出さなくては,と思いつつガラス室へ.ここでは開花した原種シクラメンの鉢が展示されていた.

原種シクラメン@鉢植え

後ろを振り返るとロックガーデン,そこにも原種シクラメンが開花中.こちらの方が風情がある.

原種シクラメン

ガラス室を出てさらに歩くとキクザキイチゲの群落に出会う.周辺の原種系ヘレボの植えられたところでは,まだつぼみのものが多かった.やはり今年は花が遅い.オリエンタリスだけはよく咲いていた.

キクザキイチゲ群落

ヘレボ;セルビア・セルビクス

ヘレボ;オリエンタリス

この辺りにヨシノが居るハズだけど…とあちこちキョロキョロしていたが分からず,たまたまスタッフが近くで手入れされておられたので尋ねたら案内してくれた.すると日陰になった記念植樹看板の横手(右の赤丸)に居た!看板の後ろには原種シクラメンが開花していた.(看板後ろの赤丸)無事に出会えて良かった.(^^)

ヨシノ;オーソドックス・タイプの花色.

ヨシノ;花のアップ

看板後ろの原種シクラメン

カタクリ;開きかけのものと全開のもの

あとはショップの奥にある展示室で森和男先生が山ほど貸し出しされてる資料をチラッと拝見.壁面に貼られた写真は以前は白黒だったが森先生のひらめきでカラー変換され,めでたく全てカラー化となった.という話を森先生ご本人から聞いた.

ショップに入ったところ;横山さんの本やバッグが置かれていた.スタッフに聞いたら30冊くらいは入っていたんじゃないかということで,セミナー時にかなり売れた模様.

こちらは展示室;ズラリと並んだカラー写真.やはりカラーだと見栄えがする.

「大日本植物誌;ヤマザクラ」
右下に「森和男氏所蔵」とある.

そして苗売り場ではクロアチカス・ダブルと目が合ったので連れ帰ることにした.シングル(未開花株)も今季入手したのでクロアチカス揃いとなる.

クロアチカス・ダブル

青空が気持ち良く,紫外線が強く,蓼科を思い出させる高山植物園だった.

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