今日は曇りのち雨.朝の気温は9℃と高かったが日中は10ちょっとで肌寒い.雨は午後から本降りになり夕方は激しく降っていた.芽出しした子たちに被害が無いことを祈るのみ.
さて,ヘレボたちの中には前回まだ地上部に芽が出ていなかった子たちが居た.さすがに今回はお目覚めして冬越し出来た子,出来なかった子がの明暗が分かるようになった.
冬の寒さでダメになったというより,春になり乾燥した晴れ続き,しかも高温になる時があり,ポット植えで冬越ししていたものの中でダメになったと思われるものが続出.(-_-) ポットをかためて置いてある場所で真ん中の株は無事だけど端の方の株がことごとくダメになっていた.
一方集団の内側でダメになったものは根腐れが原因だった.こちらは過湿になったのだろう.なかなか加減が難しい.(-_-)
という訳で蓼科冬越し組はかなりの痛手を負った.ダメになった株数は26株,中にプリマドレス2株,シズカ,のち紅など銘柄物も含まれる.また広瀬ブラックDD,横山ブラックDDなど種から栽培していた株が多数やられてしまった.(T_T)

蓼科冬越し組の生き残り
4/30撮影
嬉しい発見もあった.前回ダメになったかと思っていたヘルツェゴビナスとその交配種が無事に地上部に葉を展開してきたのだ.花は咲かずだったけど株の無事が確認出来て何より良かった.

無事を確認したヘルツェゴビナス
4/26撮影

無事を確認したヘルツェゴビナス交配種
4/26撮影

葉が展開したヘルツェゴビナス交配種
4/30撮影
春はポット苗の水切れ要注意の季節.まだ樹木が茂っておらず,木のそばに置いていても直射日光が当たる.そのため普段はやらない水やりが必要になることがある.今回滞在中,既に2,3回水やりしている.今日は恵みの雨で助かった.
大阪から連れて来た実生ヨシノ苗だが,スリット・ポリポットの端から白い根が見えていたので植え替え実施.根鉢を崩さず一回り大きなポリポットへ入ってもらった.

植え替え実施した実生ヨシノ
4/29撮影
また,地植えだったのに調子がイマイチなヨシノを掘り上げてみたところ,他の植物の根が絡んでいたのでスリットポットに鉢上げし,そのまま地面に埋めておいた.

地植え→鉢植えの地植えになったヨシノ
4/29撮影
驚いたのはこの株,デュメトラム交配の「SDデュメ×DDデュメ」.咲いた花が一重や八重と様々なのに気づいた.

SDデュメ×DDデュメ
4/29撮影

SDデュメ×DDデュメ;DDで咲いている花
4/29撮影

SDデュメ×DDデュメ;SSで咲いている花
4/29撮影

SDデュメ×DDデュメ;DDで咲いている花
4/29撮影
こちらは紅色の花が咲いたチベタヌス.3つの花が咲きそれぞれの子房が膨らんできた.種鞘まで色づいているのが可愛い.(*^^*)

チベタヌス(手前)
4/30撮影

チベタヌス;種鞘ぷっくり
4/30撮影

チベタヌス;種鞘ぷっくり
4/30撮影

チベタヌス;種鞘ぷっくり
4/30撮影
その後種袋をかけておいたが無事に種が採れるかな?
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