先日カラカラになったブルビネラ・フロリバンダ(Bulbinella floribunda)の鉢を北バルコニーから南ベランダへ移動,灼熱地獄での植え替え実施.
ブルビネラはこの春2019年に入手以来初めて花を咲かせてくれた.ミヨシの小黒さんコーナー出身の植物.写真のようなインパクトある黄色花が咲いた.

ブルビネラ・フロリバンダ
4/7撮影
鉢を引っくり返すとこんな姿のモンが出てきた.中央部分がヤシの実のような繊維質のもので覆われている.

ブルビネラ・フロリバンダ
9/1撮影
中心部を触るとフワフワ.特に手応えは無い.あ~,枯れちゃったのか~とゴミ袋へポイッ!
ポイッ!としたのは5個以上あった.スリット5号鉢に植えていたので場所が空いてスッキリするな~とこの時は思っただけだった.
その夜AIにブルビネラについて聞いてみた.
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ご質問にある「中心部の球根みたいなところはスカスカになっている」という状態ですが、これは残念ながらダメになってしまった可能性が高いです。
(中略)
40℃にもなるような酷暑でも、ブルビネラ・フロリバンダは基本的に大丈夫です。
検索結果によると、ブルビネラは**「耐暑性(夏は乾燥休眠)」が強い**とされています。原産地である南アフリカの気候は、冬に雨が降り、夏は乾燥するという性質を持っているため、日本の夏の高温には適応しています。
ただし、重要なのは「高温」そのものではなく、「高温多湿」であることです。 40℃近い気温になっても、鉢を雨が当たらない風通しの良い場所に置き、断水して乾燥状態を保てば、球根(根茎)が腐るリスクは大きく軽減されます。
夏の間に枯れてしまった多くの原因は、暑さではなく、休眠期にもかかわらず水を与え続けてしまい、球根が蒸れて腐敗してしまうことにあります。 したがって、今年の夏のように猛暑だった場合でも、地上部が枯れたら速やかに水やりを止め、できるだけ涼しく風通しの良い場所で管理することが成功の鍵となります。
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ということだった.
そして寝ながら考えた.
待てよ…本当に中心部はダメになっていたのだろうか?コルク質のところだけ外側から触ってスカスカだと思ったが中はどうなっていたのだろう? う~~,気になる,気になる.
翌朝さっそくゴミ袋からブルビネラを取り出しチェック.

中心部の繊維質の中は如何に?
「あっ!!!これって新芽!?(・_・;) 生きてたのか!!(^^;」

繊維をめくって中を見たところ
かくしてゴミ袋から取り出されたブルビネラ・フロリバンダは再びポット植えにされて北バルコニーへと復帰したのだった.あ~,ゴミ出しする前で良かった~.(^^;
中に1つ芽を折ってしまった株がある.これもダメモトでポットに植えておいた.果たしてどうなるやら?

芽を折ってしまった株
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