趣味の園芸10月号・ダリアとマムの特集だった本の中(P.115 万葉の花 ナデシコ)に咲くやこの花館・館長,久山さんの記事があった.それによるとカワラナデシコは身近で見かけることが少なくなったとある.「え!?そうなの?蓼科の庭では雑草なんだけどなぁ~」と思いながら見ていると「カワラナデシコの花のつくりと見分け方」というコラム(P.116)があった.
それによると『蕾を包む「苞(ほう)」の数に注目.3~4対ならカワラナデシコ,2対なら基本種のエゾカワラナデシコとして区別するのが一般的』とのこと.ちなみに分類上はエゾカワラナデシコが基本種で,カワラナデシコはその変種らしい.

10/10咲くやこの花館のダイヤモンドリリー・イベントで久山館長と会ったので聞いてみた.蓼科では雑草のごとくカワラナデシコ(と思われる)が咲いているので今度苞をチェックしてみようと思う,と伝えたら久山さんは「自生地のエゾカワラナデシコでも両方のパターンがあってよく分からんのです」と.う~みゅ,既に混じっているのか?(~_~;)
イベント翌日の10/11蓼科に到着,庭チェックしたらうまい具合にカワラナデシコが開花中.画像は全て10/13撮影したもの.苞を調べたら4対,ウチのは普通のカワラナデシコっぽい.


庭のカワラナデシコは画像のものはチビ丈で咲いているので大丈夫だが,背の高いものはことごとく倒れて咲く.鉢植えにしていても倒れて咲くようで,これは「草のすき間で生き延びてきたため,花茎がまわりの草に寄りかかるように育つ」性質らしい.
庭の花が今や貴重なカワラナデシコと分かり,ちょっとは大事にしないといけないか…なんて思い直したのであった.(^^)
コメント
DORAさんこにゃにゃ。
カワラナデシコって、店で売られているのは訳のわからないナデシコと交雑したと思われる、がっちりして花弁の切れ込みも浅い個体ばかりですから、こうした純粋なカワラナデシコは貴重だと思うだよ~。
シベリアンブルーとか得体の知れないやつ(笑)と交雑しないよう維持して欲しいじょ!
月イチガーデナーさん,おはようございます(^^)
やはりこの子たちは貴重なんですねぇ.未開拓エリア数カ所に勝手に生えてたものなので,怪しいシベリアン・ブルーとは離れてるから安心です.
でも交雑してどんなモンが出るのかは興味あったりして.(^^;1株近くに持って来ようかな.(^o^)
おお!ナデシコのお話ですね(*^-^*)
館長さんからナデシコ=ピンクって意味あるって言うてはりましたねぇ
家には園芸種のナデシコしかおらんので(^^;
園芸種っ子はどうなんか~また見ておきますぅ 晴れてから(^^;
たまさん,こんにちは(^^)
リクエスト頂いたナデシコ話ですが,時が経って記憶が曖昧.(~_~;)
そうそう,ナデシコの学名「ダイアンサス」には「ピンク」っちゅう意味があるとか.
園芸種で咲いてる子居る?蓼科では長いこと(帰阪直前まで)例のシベリアンブルーが1輪だけ頑張って咲いてました.苞の部分を見ておけば良かったなぁ,なんて思ってます.マイナス3度で霜が下りて時既に遅し…です.(~_~;)