万博記念公園へ行った翌日(3/21),昨日は六甲高山植物園へ.3/19に横山さんが来園されてガーデンツアーが実施されたのだがそれには参加出来ず.ちょうどチベタヌスが開花中なのを知り見に行くことに.
植物園到着後まもなく,30分ほどの園内ガーデンツアーが始まるとのアナウンスがあり参加.たいがい勝手知ったる植物園なのでガーデンツアーには参加したことがなかったが,今回は参加して良かった.
園内は早春の植物たちで満ちている.ミズバショウやザゼンソウ,フクジュソウ,(トウの立った…笑)フキノトウ,カタクリ,キクザキイチゲなどを見ているとまさに蓼科の早春光景を思い出す.
バカオウレン,コバイモ類.原種シクラメン・コウムもピンクの群落が点在.そして原種系ヘレボルスたちとメインのチベタヌス,早春の植物園はキンポウゲ科の植物が盛りだくさん.
まずは植物園に入りスグのところにはミズバショウの群落が居る.下の写真で左側が園内入り口,展示苗と販売苗がズラリと並んでおり,真ん中の土が黒いトコにはミズバショウ(何やらお手入れ中でカゴが置いてあった),奥の斜面にはフクジュソウ,カタクリなどが植えられている.もっともカタクリは園内各所に生存している.
入り口からちょっと進むと左手に池が見えてそのほとりにはプリムラ・ブルガリスが開花中だった.左側に見える斜面は最初の写真の斜面の続きとなっている.秋にはトリカブトもここで咲く.ニリンソウも斜面に植えられていて「新芽が出るころ,両者は葉が似ているけど間違えたら大変な事になる」とガイドさんが紹介されていた.
いろいろな植物たちを見ながらツアーはロックガーデンへ向かう.いよいよチベタヌスに再会.チベタヌスも数カ所に分けて植えられ,それぞれ咲いているもの,葉だけ展開しているものと状態は様々.葉色が違うのは出所が違うからかな.
そしてガイドツアーならではのイベント?「カタクリの1年生を探しましょう.1本の松の葉みたいな先っちょに黒い種が付いているものを探して下さい」とガイドさん.みんな真剣に探すがしばらく見つからない.「う~ん,無いですかねぇ…朝見た時には見つかったんですが」時間が押しているので焦るガイドさん.(^^; そんな時「あ,コレ!?」と私が指の上に茶色い種を乗せて見やすくしたものをご覧になったガイドさんは「あ,コレです,コレ!!」と弾んだ声を上げられた.これはツアーに参加していないと絶対に見られなかったものだな,と思った.後でも発見しやすいように種帽子の下に木の枝を置いておいた.このイベントでガイドツアーは終了.
カタクリは気温が17度以上から20度くらい(←温度はあやふや)になると花が開くそうで,朝は閉じていたツボミも昼頃には開いていたものをちらほら見かけた.中にはコバイモの仲間とコラボしているものも.これって名札の「コバイモの仲間」がカタクリを指しているように見えて笑える.
コメント
DORAさんこんにちは。
詳しいレポートありがとうごさいました。ガイドさんのヘルプまでして、流石ですう
私も何度か行きましたが、いつも乗せていってもらうので、ガイドツアーには参加したことありませんが、この季節参加すると値打ちありますね。
まだまだ寒かったことでしょうね。
mametaroさん,こんばんは(^^)
私もガイドツアーは参加した事が無かったんですが,たまたま動画を撮りたかった相方にはちょうど良いツアーだったようです.(^^;
あはは,ヘルプね,たまたま良い場所に陣取っていただけですよ.(^^) これが1年目,先はまだまだ長いねぇと思ったのでした.
寒い時期の今はチベタヌスが目玉ですが,青ケシ・シーズンも良いでしょうね.その頃には良い気候になっているので機会があればどうぞ~.(^^)