大阪に戻ってから粛々とTropaeolumのイモ掘りを行っている.その中でT. austropurpureumの一部のイモを紹介しておこう.
今季も笑えるイモがあった.鉢底石を入れたネットの中でイモを作っていたので,くくってあるネットの口をほどかないとイモが採れない!(~_~;) なんとも世話の焼ける子だ.(-_-) ネットの中の状態と出した状態を記録.


こちらはT. austropurpureumで最古参のイモ.2015年種まきして翌年出来たイモ.古いわりにそんなにイモは大きくはない.

大きさで言えばL1607号の方が大きく(長い部分で約8cm),写真を見ると数カ所から根を出していた様子がうかがえる.

ちなみにL1607号の種から生まれた子孫がL1903号.花色は親がイエロー系だったのに対し子はピンク.いびつなイモの形が似ていて面白い.

こちらは丸っこいイモのL1803号.T. azureumでは丸っこいイモがよく見られるが,このイモもazureumと交雑しているのかもしれない.というのもこの種を親として出てきた今季開花の子らがazureumそっくりの青花だったから.最初に登場したネット入りのイモL2104号もL1803号の子孫で,次に紹介するL2101号と同様に青花を咲かせていた.


花色の歴史をたどるとこんな感じ.
L1606号(ピンク)→ L1803号(ピンク)→ L2101,L2104号(青)




コメント
自分から罠にかかってそうなお芋が可愛い~( ̄▽ ̄)
芋の皮の色って赤っぽい子も居れば風格漂うシワシワ芋もあって
色々なんですねえ~~
鉢底石の色と似てたらきっと見つからなかったでしょう・・( ̄▽ ̄;)
芋整理するだけでも大変ですねえ~
たまさん,こんばんは(^^)
時々居るんですよ,自ら罠にかかったイモ.(^o^)
今季は1つだけでしたけどね.
そうそう,鉢底石と似てて気づかなかったら,翌シーズンに発芽して「あれ?なんで芽が2つあるんだ?」となるでしょう.(^^;
急遽蓼科に来ることになったんでお尻に火が付きイモ整理は3日がかりで終えました.(^o^)