ニゲル

植物たち

ニゲルと言ってもいろいろ居るのが今日この頃のヘレボの世界.童仙房のヘレボはニゲルから派生したものが多い.

万博記念公園の花壇でニゲルが開花中.最初は白でだんだん紅がさしていくタイプ.(2/7撮影)

万博記念公園の花壇のニゲル

昨シーズン入手したウチのピンクニゲルは最初は淡いピンクだった.ピンクニゲルも各所から出ているがこれは広瀬園芸産.

ピンクニゲル(1/26撮影)  

時が経ち花色がすっかり変わってシベもすべて落ち,花茎をカットして最後の1花が開花中.

ピンクニゲル最後の花が開花中(2/17撮影)

2月の万博イベント販売・堀切園コーナーではピンクニゲルのシングル,セミダブル,ダブルを見た.イベント初回は2万円だったものが2回目は何故か半額に.値付けの仕方がよく分からない.値付け担当者のその時の気分次第?(-_-) ちなみにイベント主催・苗販売は京阪園芸.

イベント販売株のピンクニゲルたち(2/7撮影)

こちらはウチに居るニゲル・ダブル.松村園芸産.咲き始めは白いが次第に紅がかかるタイプ.

ニゲルダブル(2/17撮影)

ニゲルの性質について,昨年3月に松村さんがFBに書いておられたことは,
「ニゲルは少し変わった性質があり、1年目はシングルでも、2年目にダブルやセミダブルになったりします。また、1番花がシングル、2番花がセミダブル、3番花がダブル、4番花は乙女咲ダブルになる事もあります。培養苗でも同様で、株の充実具合によって、花が影響されやすい系統だと思います。」と.で,乙女咲きの画像はどこかにあると思うけど見つけられなかったのでパス.(^^;

そして今季初めて見かけたのが「こはる」という品種.大和園作出,野々口氏命名の品種.これも元はニゲルで小輪の花が枝咲きになるらしい.
万博イベント時には6000円の値付けだったので買わず.

万博イベント時のこはる@6000円(2/11撮影)

後日京阪園芸イベントにて.
来店されていた大和園・佐藤さんに「買おうかと思ったら6000円だったのでやめたんですよ」と話したら「えっ!そりゃ高い!来年もっと増産するから来年まで待って」と.「で,適正価格はいくらくらい?」と聞いたら「3000円くらい」と.

売り場を見て回っていたら先日の6000円株も居たけど別の場所で「こはる」発見,値札は2750円.これ買おう!と思ったが2株ある.まだどちらもツボミは固い.はて?どちらが良い?そうだ!せっかく作出者がおられるのだから佐藤さんに選んでもらおう!(^o^) しばし2株を見比べる佐藤さん.で決定「こちら」を,と.そして作出者・命名者ともにおられるのでタグにサインを頂いた.

サイン入りタグ付き「こはる」;レジでうらやましがられた(^o^)

こちらを選んだ理由を尋ねたら「花弁の形,カーブを見て丸っこい方がカップ咲きになる.尖っていたら平咲きになる傾向なので」とのこと.あまり違いが分からなかったけどプロが見れば分かるんだなぁ,と感心.

チビのツボミが可愛い「こはる」

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