横山さんセミナー@京阪園芸

お出かけ

10/30は京阪園芸にて横山さんのセミナー開催.両日とも午前と午後の部があったが私はどちらも午後の部に参加.京阪園芸では午前の部はクリスマスローズのお話,午後はダイヤモンドリリーのお話.

お花よろこぶチカラコブ・セミナー開始

のっけからぶっ飛びのハマオモトヨトウの実物公開.ネリネの敵でヒガンバナ科を狙い撃ちする蛾の幼虫.日本の一般的な赤いヒガンバナ(リコリス・ラディアータ)は美味しくないのか食害が少ないそうだが,リコリス・オーレアやスイセンは食べられるとのこと.予防するには秋にオルトランDXを株元にパラパラすると良いとのこと.(この話は何度も聞いているが私はまだやったことなし)

誰が持って来たのか知らないがビニール袋にネリネの花と一緒に入れられたそのハマオモトヨトウ.アシスタントさんがお客さんの元に行き「大丈夫ですか?」と一人一人尋ねてから見せておられた.園芸やってる人でダメな人居るんかい?と思いつつその様子を見ていた私.(^^; これが机上に置かれていた時,「コイツ生きてるの?」とビニールの上から触ったらモゴモゴッ!と動いたので生きてる模様.セミナーが終わったらこの子はフミツブース(踏み潰す)の刑になるんだろうか?

前日の陽春園での南アフリカの球根植物いろいろと被る内容(球根とは?)もあったが,ネリネの香りの話は目新しい(耳新しい?)トピックだった.ネリネはほとんど香りが無いが,中にはチョコレート様の香りがするものがあるんだとか.そんな個体には出会った事が無いけど興味津々.ちなみに室内で切り花で飾っているところでは少し香りがしている.何の香りかなぁ,ユリの香りから甘さをゴソッと取り去った球根植物の香り.(^^;

葉の部分が年々外側へ移動し4年目に皮になる

セミナー途中で外に出てネリネと原シクの植え替え実演.赤玉と日向土,培養土を混ぜて水で少々湿らせて混ぜるのがコツなんだとか.そうするとまんべんなく細かい粒と大きい粒が混じるそうな.え,そんな事したらフルイにかける時微塵が落ちないやん~と思ったのは私だけか?フルイにかけてから湿らせれば良いのだろうけど面倒だからパス.(^^;

植え替え実演中
湿らせた土

再び室内へ移動しセミナーは続く.

植え替え実演出来上がり鉢;左からコウム,ペルシカム,ヘデリフォリウム

セミナーでは質問タイムで「花が3輪咲いたらカットする以外に開花率を上げる方法は?」と聞けたのが収穫.元来だいたい開花率は良くて6~7割らしいがポイントは
・葉が出て来たら肥料をあげること(有機より化成肥料が良い,有機だと効き過ぎて葉が黄色くなってしまう場合有り)
・夏場の水管理で乾かしすぎないこと.
とのこと.
う~みゅ,肥料は良いとしても夏場の水管理が難しい.ネリネは全て大阪留守番組,よって水やりは自然降雨次第.運を天に任すしか無い.
乾かしすぎないようにとのことで「底面給水鉢はダメ?」と聞くと「あれはずっと水に浸かってる状態になるからダメ」とのこと.そりゃそうか.(~_~;)

ここの売り場では白のネリネを狙っていたんだけど皆無.そもそも苗の数自体が少ない.原種シクラメンもずいぶん数が少なくパレット上の苗はまばら.アシスタントさんの話によると朝一番,開園と同時に入店されたお客さんがおられてセミナーは参加出来ないけどと言って原種シクラメンの苗を爆買いされていったとか.(~_~;) おかげ?で散財せずに済んだけど実物を見て買える機会が少ないだけにこれは残念.

売り場でテカってたピンクの子
苗売り場の向こうは京阪電車が走るシチュエーション(^^;

コメント

  1. leosaku より:

    こんばんは。

    セミナー楽しそうですね、近くだったら行ってみたいです。
    ハマオモトヨトウは毎年リコリスの完熟寸前の種子を食い荒らされます。
    見つけ次第殺虫剤掛けますが基本虫駄目なのでなるべく直視しないようにしてます・・笑

    ネリネの夏場の水やり加減って難しいですね。
    自分は半月に一度程度鉢の底からバケツに張った水に半分ぐらい沈めて
    直ぐに引き上げて根の先だけが水を吸える様にして調子が良いです。
    発根部分を濡らさない様にすると良いのかもしれないです。

    • DORA より:

      leosakuさん,こんにちは(^^)
      ありゃ,虫ダメでしたか,写真出してすみません.(^^;(^^;
      そちらでは出るんですねぇ.(-_-) ん,球根ではなく種子を食べるとは!(・_・)
      一度出たら毎年同じトコに戻って来るらしいです.置き場所替えたら(そんな場所があれば)被害はマシにならないかなぁ.

      うわ~,leosakuさん流ネリネの水やり術はプロですね.(^o^) こうやって工夫されてるのはさすがです.発根部分と言うと球根基部ですね.横山さんの自生地写真の説明で,ネリネは岩場に生えてて根はずっと地中20~30cm深いとこまで潜ってるそうです.基部は乾燥していても根が深くまで行き水分を吸えるので大丈夫みたいです.理にかなってるなぁと感心です.(^^)
      ウチでは能なし放置な分,せめて土は水はけ良くしています.が,それでも腐るヤツは腐りますね.(^^; なかなか難しいです.