コウムの受粉

植物たち

北バルコニー・南ベランダ,それぞれに原種シクラメン・コウムが居る.南ベランダにはローフシアナム,ミラビレなど耐寒性弱組が最初から居た.それにコウム数株が加わったのは,早く花が見たいものがあったから.さすが南ベランダ,北風が遮られ日射しのぬくもりがあって北とは数度気温が違いその分開花が早まった,という訳.

かくして開花が始まったのは某園芸店で入手した「ポーセリン×ダークノーズ交配」の苗たち.最初2株購入し,後日行った時にピンクっぽい花色のものを見つけて1株追加購入.それらが開花スタート.

交配種1号
1/17撮影

交配種2号
1/17撮影

交配種3号;ややピンク?
1/17撮影

咲いてみると「ん~,ほとんど白.強いて言うなら淡いピンク?」という見た目.開花報告した生産者さんの話では「自家受粉させるとピンクのポーセリンが出ることがある」とのことで,受粉に初挑戦.ヘレボと違ってめしべもおしべも小さすぎて見えづらい.こんな小さな花,どうやって受粉するんだ?と情報収集,要領は理解出来たのでいざ実施.

まず花粉を受けるものを準備,花をトントンと叩いて花粉を落とし,その花粉を綿棒でめしべに付ける,という段取り.

残念ながらピンク花はまだ花粉が出ていないようだったので,先に咲いていた白で予行演習(笑).うまく行っていればクルクルが見られるはず.今後どうなるか要観察.

交配種1号の花;アップにすると花粉がこぼれているのが見える
1/17撮影

花粉を黒地のバインダーに落としたところ
1/17撮影

交配種2号の花のアップ;これも花粉がこぼれている
1/17撮影

交配種3号の花のアップ;花粉はまだ出ていない
1/17撮影

コメント

  1. たま より:

    おお~受粉でしか!
    私はメンドーなので、花粉が出ているところに爪をあててポン
    受粉したい子に爪の上に落ちた花粉を持っていき
    出ている雌しべに花粉を付けてました
    んが~
    もう~それすらしてない(;^_^A 勝手に増えたちびっこを
    春に移動させるパターンです
    裏山カーッペットの道は果てしなく遠いです

    • DORA より:

      たまさん,こんばんは(^^)
      おぉ~,既に交配やってらっしゃる!さすが~!!(^o^)
      交配は狙ったモンを作りたい時にすることで,そうでなきゃ放置でも種出来て子孫増やしてますものね.(^o^)
      カーペットはコウムもヘデリも両方でしたっけ?ウチで置き場所無くなったら寄付しますよ~.(^o^)

  2. ひゃぁ 繊細な作業!
    こうやって生産者さんやディープな愛好家さんたちは系統維持やら新規開拓をやってるんですね
    ピンクのポーセリン、想像するだけで涎が出そう

    • DORA より:

      ぺんぎんびたきさん,こんばんは(^^)
      これね,きっとぺんぎんびたきさんもそのうち着手されるんじゃないかと想像してます.協会でいろんな品種をゲット出来たらやりたくな~る!(^o^) オリジナル作って下さい.(^^)