六甲高山植物園(1)

お出かけ

本来本日蓼科行き予定だったが台風のため明日に延期.幸い大阪は「え,台風来てるの?」くらいな状況で,午前中雨は降っているけど次第に明るい空となった.花芽を持ったリコリス・スプレンゲリーは南ベランダに避難中.このままでは花が見られないので蓼科に連れて行こう.

さて,これから3回に分けて8/30に行った六甲高山植物園の様子を記録する.まずは1回目.

咲くやこの花館の元館長・久山さんがこの日Youtube撮影で六甲高山植物園に来園されると伺っていたので覗きに行ってみた.この時期,蓼科との往復生活で忙しく滅多にここには来たことが無い.どんな花が咲いているのか(ネット情報で分かるけど)のチェックを兼ねての訪問.

10時半前に到着,駐車場はまだ空いている.8月最後で混んでいるかな?と思ったがそうでもなかった.受付でガイドツアーの案内をされた際,「森先生ではないですよね?」と尋ねたら「スタッフが行いますが,森先生も来られてますよ」とのこと.以前のYoutubeでも久山さん,森さん,三津山さん(六甲高山植物園のスタッフ)が出演されていたので今日も同じメンバーなのだろう.

園内に入りそれらしき人影を探す.すぐに見つかりまずは挨拶,久山さんは驚いておられた.まさか追っかけされるとは思っておられなかっただろう.(^^; 後は撮影のお邪魔をしたら悪いのでこちらはマイペースで園内をウロウロ.

園内では蓼科で咲いているおなじみの植物がたくさん見られた.

通路際で咲いているカノコユリ

日陰に居るヤグルマソウ.葉の大きさは蓼科の子よりずっと小ぶり.気候(暑さ)のせいか,土壌のせいか?

ヤグルマソウ

まだツボミだからか,シャキッと立っているツリガネニンジン.この時期はカッコイイが開花したら倒れそう.蓼科の子たちはのたくっている.(^^;

ツリガネニンジン

エゾミソハギ越しのはるか向こうに撮影隊を発見.

エゾミソハギと向こうには撮影隊

エゾミソハギ

園内あちこちに見られるヒゴタイ.蓼科に居るヒゴタイは森先生のセミナー時におみやげで頂いた種を播いて育った子.その子もそろそろ咲いているだろう.
六甲のヒゴタイは何故か日陰地に多い.元来日なた向きの植物のイメージだけど…と森先生に話すとその通りのようで熊本の阿蘇の草原のような日当たり良いところに自生しているとのこと.ただ,生息地が減って数が少なくなり今では「絶滅危惧Ⅱ類(VU)」に指定されているそうな.

ヒゴタイ

蓼科の庭同様,ギボウシは雑草みたいにあちこちに生えて咲いている.(^^;

ギボウシ

終わりかけのレンゲショウマにも出会えた.

レンゲショウマ

日陰地で見た温度計.11時過ぎで24℃.こりゃ涼しいハズ!!(^o^)

24℃

アルパイン・ハウス内は食虫植物特集.

アルパイン・ハウス内

虫取りスミレで咲いている子がチラホラ.

虫取りスミレ

アルパイン・ハウスの外にはヒゴタイ.看板の記載によると「環境省のレッドリストでは絶滅危惧種Ⅱ類(VU)に指定されています」数が減少しているらしい.

ヒゴタイ

この階段を上ってレストランへ行く.フシグロセンノウの鮮やかな花が目立っていた.

フシグロセンノウ

フシグロセンノウのアップ

小高いところから下を見下ろすと黄色のオミナエシが咲いているのが見えた.

見下ろした光景;見えづらいけどオミナエシが咲いている

通路の脇にはツリフネソウが咲いていた.

ツリフネソウ

レストラン前には「園内の開花状況」があった.これを見てると見落としたものがたくさんあるなぁ.(~_~;)

園内の開花状況

山小屋カフェ・エーデルワイスの入り口にはカリガネソウ@開花中.葉に触ると臭い.でもついつい触ってしまって「う,臭っ!」となる.う~ん,なんでこの臭い葉の植物を入り口に植えたんだろう?(^^;

山小屋カフェの入り口

カフェ入り口のカリガネソウ

(2)に続く.

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