師走になってまだゴソゴソと植え替え実施中だが,嬉しい発見があった.それはセツブンソウが夏越し成功して無事だったということ.
ある時,森和男さんに「ウチではキバナセツブンは夏越し出来るけどセツブンは消えてしまう」と言ったら「そら逆やで」と言われた.普通,降雨の多い関西ではセツブンソウ(Eranthis pinnatifida)が生き残りやや乾燥気味を好むキバナセツブンソウ(Eranthis hyemalis)が消えるケースが多いらしい.
夏場のウチの環境は露天で降雨があればそのまま雨に当たる北バルコニーに鉢を置き,真夏は寒冷紗2枚重ねで暑さ避けしている.ヘレボもスノドもヒメリュウキンカもイングリ・ブルーベルもフリチラリアもみな同じ場所に居る.はたまた入り口付近のやや日が当たる場所にはシンビジウムも居る.ヘレボには1苗に付きペットボトル給水器2本を設置,他は5月のみイングリッシュブルーベルにペットボトル給水器を付けているが,梅雨時期前には外している状態.
う~ん,何としてでもウチでセツブンソウを夏越しさせてみたい.キバナセツブンが生き残るということは,ウチの環境はやや乾燥気味なのか?それならば…と赤玉やや多めのブレンドにし,ウィッチフォードの鉢(横山さんのチカラコブ・サイン入り←気合いをプラス!)を使い,排水性にも気を遣いセツブンソウを植え付けてみた.

セツブン開花時;チカラコブ・ポット!
3月撮影
師走に入りセツブンもキバナセツブンも地上部は何も無し状態.
土替えのために中を確認.
キバナセツブンはいつも通り無事.芽も根も出ている.

キバナセツブンソウ
12/2撮影
そしてセツブンは…お!!生きてる!!芽も根も出てる!!

セツブンソウ
12/2撮影

セツブンソウ;アップ;この時期地下部ではこんな状態なのね
12/2撮影
そしてウジャウジャしたものがあったので取り出した.最初なんだこりゃ?と思ったのだが,開花後に出来た種を鉢の上でほぐしておいたのを思い出した.うわ!!種から発芽(発根?)してるんだ!!(・_・)

セツブンソウ発芽;ラベルを見ると4/20に種まきしたらしい(^^;
12/2撮影
う~ん,セツブンソウの発芽(発根?)は初めて見た.これどうしよ…と思ったが,別ポットを準備するのが面倒で親イモと同じチカラコブ・ポットに埋めておいた.(^^;

セツブンソウ;親子共々ポットに埋めた
12/2撮影
さぁて,無事に地上部に出てきてくれるだろうか?春が楽しみ.(^^)
コメント
ムフ 既に年越して来期のお話に~ そー 考えたら間もなくですね(^^)
って、毎回思ってま、DORAさんの植替期、芽&根が活動開始してる~
ワラシは根性無なんで、休眠期しか出来ん、なので毎回時期逃す(-_-;)
スノドはグリーン時OKと選抜&死守せねばのはチョイといじりますが…
地中内での姿拝見は異次元世界、細根で発芽初期状態の植替を考えた事も無し~
問題無く成長可能なんすねぇ… 鉢で、用土細か&時差無く作業なされるから(・・?
ミトンさん,こんにちは(^^)
来年の話,鬼が笑う?いや,来年はアッという間に来るので鬼も笑ってるヒマは無い.(^o^)
うんうん,普通は休眠期に植え替えするんでしょうけど,ウチの場合飼い主都合で「今しかムーリー!」なんで仕方なしです.おかげで面白いモン見られてネタになるので良いのです.(^^;
ま,キバナセツブンの場合はいつもの事で普通に出てきて咲いてくれるでしょうけど,セツブンは初めてなのでどうなることやらです.特に細かい種の子はちゃんと地上部に出てくるのか不明です.乞うご期待!(^^;
DORAさんミトンさんおはにゃ~(*^_^*)
そそそ、私はポットマンに「セツブンソウ」が簡単やで!
って言われたぁ~~難しいのに・・・”(-“”-)”
おおおお~初めて見たかも地下部(@_@)
気弱で掘り返せにゃい(;’∀’)
ででで、結構深い所に居てるんだ~~~
うちの子は全体的に浅かったかも・・・
そんな深い所からあの小さな葉っぱが出ているのか!
そう考えるとその白い茎はたくましいにゃ
たまさん,こんにちは(^^)
ミトンさんのコメントにも書いた通り,ウチでは今しか植え替えできないのです.(~_~;)
森先生に無事夏越し出来たことを報告したら「今は地上部は何もないで」と言われました.(^^; こんな時期に掘り返すアホは居ないのでしょう.
今頃植え替えして思うこと,それは「球根類って結構鉢の底の方に居る!」って事です.鉢底ネットに絡んでいることも多数.きっと夏の暑さを避けて下の方へ潜っていくのかな,なんて思ってます.球根の意志を感じます.(^o^) たまさんちも鉢植えならきっと彼らは下の方に潜ってるんじゃないかな~.って,ヘタに触らない方が良いです.(^^;(^^;