Tropaeolumたち

austropurpureum

蓼科行き準備のため南ベランダで過ごしていたTropaeolumたちは皆,北バルコニーへ移動.代わりに蓼科行きの植物たちが南ベランダに集結,梱包されるのを待っている.

現在開花中のazureumたちを記録しておこう.まずはイモからスタート組.写真は4/2撮影.

これはA1604号を多粒播きして翌年できたイモを栽培しているものでA1604y1号(yは「寄植え」の意味).青い部分が多い花となっている.

A1604y1号;青い部分が多い花

こちらはA1703号,白い部分が多く青い部分がピコティ風になっているので通称「青ピコ」と呼んでいるもの.

A1703号;青ピコ
A1703号;花のアップ
A1803号
A1810号
A1812号
A1815号
A1903号;青の部分に赤みがかかり濃い色
A1904号
A1906号
A2003号;青ピコ
A2003号;花のアップ

こちらはA2005号,昨年度開花しなかったので今季が初開花.後ろ姿はうっすら青味を帯びているが,青ピコでもない白花.ここまで白い花は初めて見たのでビックリ.

A2005号;白花
A2005号;花のアップ
A2005号;花の後ろ姿

こちらはA2006号,白い部分が多い青ピコ.上記A2005号と種親(A1706-2号)は同じ.

A2006号;白い部分が多い青ピコ
A2006号;花のアップ

こちらは2018年の台風被害で名札が散乱してしまい正体不明になった株.イモが無事で翌年開花したものを連番管理しているものでXA23号.

XA23号

ここからは種からスタート組.4/2撮影.

A2101号
2102号
A2110号

あらたに咲いてきた種からのT. austropurpureumの花を見てぶっ飛んでいる.うりゃ~,これってazureumじゃないの!?と.(@_@) 以前もT. austropurpureumから採種したものからazureum風の花が咲いたことがあった.最初は種を取り間違えたのか,種を保存する時に記載を間違えたのかと思ったが,そうとも言い切れない.種親のL1803号を見ると花色がやや青味がかった薄紫色.花の形を見るとazureumに風貌が似ているのでazureumと交雑してこういう子孫ができたのかもしれない.いずれにせよ真相は遺伝子分析でもしないと分からないだろうけど,austropurpureumの花を期待していたのでこれはガッカリ.

L2103号;なぜか青花
A2104号;これも青花
種親のL1803号とL2104号

こちらの画像は3/19撮影のL1803号の様子.全体的な花の形が丸っこい.

L1803号
L1803号;花のアップ

コメント

  1. Cactu より:

    DORAさんこんばんは(^^)
    azureumの花も色々と変化していますね!
    流石にazureumはTropaの王様です青色が綺麗です、でも可なり交雑する様ですね、
    青色部分様々ですね、白花が出たのにはびっくりです。
    L1803号綺麗なブルーですね、Tropa全体的に交雑しますね、
    そんな中brachycerasだけは我が家に限って言えば全々変化しません。

    • DORA より:

      Cactuさん,こんばんは(^^)
      そうなんです,azureumは「青と白」の組み合わせは変わりませんが,そのバランスでバリエーションが出ています.いっとき青の部分が赤紫色のが出た事がありますが,最近は見なくなりました.白花はホントびっくりでした.austropurpreumでは白花が出ていますがazureumでは初めてです.
      L1803号の遺伝子が気になっています.子孫の青花が咲いた株で採種出来たらさらにその子孫が気になるところですが,はたして種が採れるかどうかが大問題です.(^^;
      Cactuさんちのhookerianumは変異が大きくて楽しませて頂きました.brachycerasは安定してるんですか,う~ん,不思議.これも交雑しやすいハズなんですけどね.(^^;