2色咲きフロックスと2色咲きTropaeolum

austropurpureum

関西は昨日梅雨明けした.週間予報ではズラ~ッと晴れ・曇りマークが並んでいる.最高気温33~35℃前後の日々が続く模様.適当に夕立(北バルコニーの植物たちへの水分供給)があることを祈ろう.

再び蓼科ネタに戻る.
蓼科滞在時,白のフロックス(たぶんフジヤマ)がまず咲いて,それに続いてピンクと白の2色咲きフロックスが盛大に咲いていた.2色咲きの組み合わせ@ウチの庭では,フロックス・ナターシャとフロックス・ペパーミントツイストが居る.前者はピンク部分の線が細くおとなしい感じだが,後者は色鮮やかで派手系.いずれも2021年に開花記録があるが,今回咲いているのは発色を見る限りペパーミントツイストっぽい.ナターシャは消えたのか?あるいはこれから咲くのか?ちなみにナターシャもペパーミントツイストもミヨシで入手したもの.ともあれ開花記録を載せておこう.

ちなみに花の柄はよく似ているがナターシャとペパーミントツイストは種が異なるとインスタを通じて石黒紅葉園さんに教えて頂いた.学名を調べたら一目瞭然.そうだったのか.(~_~;)
ナターシャ;Phlox maculata ‘Natascha’  
ペパーミントツイスト;Phlox paniculata ‘Peppermint Twist’ 

そしてペパーミントツイストよりさらに濃ピンク部分が広い「ファイヤーワークス」という品種もあるらしいby石黒さん.こちらはペパーミントツイストと同じpanichulata仲間.タキイ種苗のカタログ・2023夏秋号に載ってたが,いつ商品が届くか分からない通販は使えないので会えるまで我慢.いや,写真を見る限り,くどい感じがするからあまり欲しいとは思わないけど(爆).ということでまだ実物を見た事は無し.

フロックス白(たぶんオメガかフジヤマ??) 
フジヤマはもっと遅咲きとの事で違うかも?
7/11撮影

花のアップ 7/11撮影

ナターシャとペパーミントツイスト 7/16撮影

花のアップ 7/16撮影

別の場所(アルストロメリアの居るコーナー)のナターシャとペパーミントツイスト 7/16撮影

上と同じ株;日が当たっている時に撮影 7/16撮影

<追記2023/07/23>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
月イチガーデナーさんのご指摘を頂き追記.画像のコメントで赤太文字は書き足したところ.
そして購入時の画像を探し出した.
白のフロックスは「オメガ」と「フジヤマ」(いずれも小黒さんコーナー産)を入手しているだけなのでいずれかと思われる.ご指摘通りフジヤマは遅咲き(ミヨシのガーデン案内の時に小黒さんもそうおっしゃっていた)とのことで,画像のものはオメガかもしれない.
ただ,このオメガという品種,海外の画像を見てみると花の中心部,目がピンク.(~_~;) ん?違うのか?よく分からない.(-_-)

そしてナターシャはあらためて入手時の画像を見ると色は淡いがピンク部分が結構広い.もっと少ない印象だったのだけど記憶っていい加減だなと実感.(~_~;)
花房の姿から画像では両者が混在していると見るのが自然かな,と思う.「どう違うんだろう?」と思いつつ,隣同士に植えたら違いが分かるか?と同じような場所に植えたのかも.そのおかげで混乱していたらアホとしか言いようがない.(^◇^;

入手時後地植えにした「オメガ」
2018/8/13撮影

入手時の「ナターシャ」
2017/8/12撮影

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++<追記終わり>

2色咲きでふと思い出して今季咲いたTropaeolumを振り返ってみた.2色で咲いたのはT. austropurpureum仲間でL20-5号の種を播いて出た子孫.ポットにはL20-5y号(L20-5号の種を多粒播きしたもの)とL2201号のラベルが刺してあった.画像ではL20-5yのラベルが前面に出ているが,1本しか無いのでこれを「L2201号」とした.この株では種は出来なかったがイモが出来ているので来シーズン,どんな花が咲くか気になる.そしてL20-5号の種も出来ているのでまた播いてみようと思っている.まだ梅雨明けすらしていないが夏が来るとすぐ秋も来る.種まき計画もしておかないといけない.

L2201号(L20-5y ) 4/23撮影

L2201号のイモ 5/14撮影

コメント

  1. DORAさんこにゃにゃ。
    この時期 宿根フロックスは強い味方ですね
    でで、フジヤマは超遅咲きでお盆を過ぎないと咲かないので、今咲いているとすればデビット(David)だと思うだよ~。
    あと、2色咲きの方はナターシャの気が・・・。DORAさんも書かれている通り、夏咲の宿根フロックスにはパニキュラータ種とマキュラータ種があり、パニキュラータは花房が横方向に張り出し丸っこく見えるのに対し、マキュラータは花房が縦方向に伸びる感じです(株が若いうちは花房が縦長に伸びず 丸っこくまとまるので紛らわしいですが・・)。
    DORAさんの2色咲きの写真を見る限り、充実した茎では縦方向に花が並んでいるので、これはマキュラータ=ナターシャではないかなと思います。

    アルストロメリアのオレンジエースの勢いが出てきたら、このエリアはミヨシペレニアルガーデンの再現のような感じになりますね。

    • DORA より:

      月イチガーデナーさん,おはようございます(^^)
      毎度ご指摘ありがとうございます.さすが月イチさん!!です.追記を書いてますんで本文ご覧下さい.結論はナターシャとペパーミントツイスト,同じトコに植えたんで混在していると思います.花房長く咲いてるのがナターシャ,丸っこく咲いてる(画像では下側)のがペパーミントツイストなのかな,と.
      そもそもパニキュラータは円錐形という意味でソフトクリームみたいな形(ハイドランジア・パニキュラータみたいに)のイメージだったのでナターシャはこちらに近いのでは?と思い首をかしげているのでした.(^^;(^^;

      ミヨシペレニアルガーデンの再現!!出来れば嬉しいですね.うん,それにはもっとピンキーなフロックスを入手せねば!!(^o^)