Tropaeolumたち

incisum

蓼科在住のT. leptophyllumは帰阪直前に開花して今も咲き進んでいる.一方咲きそうで咲かないのがT. incisum.ず~っと花芽を維持しているのになかなか開かず.いつ咲くんだろう?と思いつつ眺めている.

彼らを眺めていてなんとなく窮屈そうに見えたので時期は悪いが植え替えすることに.ポリポットはやめて暑さが多少マシになりそうな鉢に変え,置き場所も午前中日が射すが午後からは日陰となる場所へ移動.植え替え時に驚いたのはT. incisum1803-2号のイモ.なんと子イモが複数個出来ているではないか!その分地上部の成長が悪かったのか….(~_~;) 一方1803号の方は花芽も無くイモも増えていない.う~ん,先にイモが増えてるのを見た後ではハズレ感が有る.(^^;

咲き進んだLept1901号 5/25撮影
Lept1901号;花のアップ 5/25撮影
incisum1803-2号 5/25撮影
incisum1803-2号;イモのアップ 5/25撮影
incisum1803号 5/25撮影
incisum1803号;イモのアップ 5/25撮影

4月に地下深めに埋めたpolyphyllumがウンともスンとも言わず出て来ないのが気になって先日ソーッと掘ってみた.まるで発掘調査.イモを傷つけないよう,新芽を折らないよう,細心の注意を払いながら慎重に作業.無事にイモを回収することに成功.新芽が出ているが根は全然出ていない.そこで今度は発掘しやすいように底を抜いた鉢を地下に埋め,そこにイモを置いて土を被せておいた.以前より多少浅植えになっている.この時期に地上部に芽が出ていないとマズイので早く出てきて欲しい.

T. polyphyllumのイモ 5/24撮影

そしてT. tuberosum piliferaも鉢替え実施.コイツはちっとも咲かないナスタ仲間.ライフサイクルが夏成長・秋開花パターンで日本での栽培は向いて無さそうなんだが,暑さに負けずに頑張って欲しい.

T. tuberosum pilifera 5/24撮影

こちらは原種シクラメン・プルプラセンスの鉢から出てきた子.救出して独立植え.huigrenseかsmithiiか.後者だと嬉しい.

正体不明 5/24撮影

こちらは前回滞在時に花友さんから送られてきたナスタ・フェニックス2つ.6号スリットに植え替えて置いていたら留守中に開花が始まっていた.
フェニックスと言えば今季も原村の鉢花温室で苗が入手出来ると思っていたのに,鉢花温室がクローズしてしまい(八ヶ岳実践農業大学校の経営不振のため)懇意にしていたレジのスタッフさんと連絡も取れなくなった上に苗も入手出来なくなってしまった.(-_-)
フェニックスはたいがい一重だが花友さんのは八重で貴重.という訳で花友さんに感謝.

フェニックス 5/24撮影
レア物のフェニックス・ダブル 5/25撮影

GW明けに種まきしていたナスタだが,ようやく発芽が始まった.と言ってもまだまだ出ていない方が多い.順調に発芽してくれることを望む.昨シーズン採種したレディーバードローズ,minusも発芽が始まった.

フェニックス@直播きの発芽 5/24撮影
レディーバードローズの発芽 5/25撮影
minus の発芽 5/25撮影

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